2021年2月11日
今日の注目
今日は Inflation(インフレーション)についてです！
3分で読める本記事の構成は以下のとおりです。
インフレーションとは？
Inflation(インフレーション) は物価が上がっていくことを意味します。
ベネズエラやジンバブエなんかは、物価が高くなりすぎて日用品ですらお金がたくさん必要な状況になっているんです。
なぜインフレーションがおこるの？１
この Inflation(インフレーション) はモノやサービスの値段が上がっていくことなので、提供されている量よりも多くの人が欲している状況などでおきるんですね。
たとえば経済がのび始めた発展途上国とかは、人々がお金を多く使い始めることでモノやサービスの供給が追いつかず、値段を上げないと品切れになってしまいます。
供給より需要が大きければ、値段をあげて需要と供給のバランスをとるわけです。
インフレーションになるとどうなるの？
通常、モノやサービスの値段が上がっている Inflation(インフレーション) の状況では、人々がモノやサービスを買おうとしないために、提供者は売上が落ちます。
それに応じてモノを生産する量やサービス提供に必要だった雇用の機会を減らしていきます。
でもこの状況が続いていくと、多くの人が値段がさらに上がる前にモノやサービスを買っておこうとするわけで、生産量や雇用の機会ももとに戻っていくんですね。
なぜインフレーションがおこるの？２
また、自然災害や従業員の給料の増額などの影響で物価高（インフレーション）が起こることがあります。
モノやサービスの生産コストがあがることに応じて、人々の需要とバランスをとるために値段を上げる必要がでてくるんですね。
国の対応
その国のお金の価値が低いと、海外のお金の価値が相対的に高くなるために輸入品が高価になります。
このとき、多くの人が国内のモノやサービスを欲するようになります。だから国は自国の通貨の価値を低く保っていくことで Inflation(インフレーション) を促進しようとするわけですね。
一般的に２％の Inflation(インフレーション)を保っていることが良しとされています。
これより低ければ、”提供されているモノやサービスを量より、人びとの需要が小さいということなので、国はお金を借りやすくして需要を促進します。
逆に２％より高ければ国はお金を借りにくくして、需要を抑えるんです。
物価が下がっていく状態は Deflation(デフレーション) と呼ばれていて、人々は値段がもっと低くなってからモノやサービスを買おうとします。
こうして需要がおちると、モノの生産量や雇用機会も減っていき、国民がお金を消費することも少なくなっていきます。
人々のモノやサービスの消費がおちれば、物価はもっと下がっていくため、経済成長にとっては Inflation(インフレーション)の方が良いんですね。
このインフレーションの仕組みは、政治とのつながりもあります！
参考
The Balance, American University
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Note in English
Inflation, the rise in prices or the decline of the value of the currency, is often caused when supply is too short to meet increasing demand of products. This situation is seen in a growing economy that allows people to spend more, and stores would run out of products without increasing the prices.
When the government spends more or taxes less, the value of the currency decreases relative to the foreign currencies.
The increase of money supply increases the prices of imported products and eventually all the prices.
When prices go up, the consumption and the likelihood of new employment decrease, but as the prices continue rising, people tend to increase consumption before increasing the prices, and thus supplies increase to meet the increasing demand, and the likelihood of new employment increase, which grows the economy.
Inflation is also caused when supply cost of products increases, for example increase of wages or the damage of natural disasters, if the demand is the same.
The central bank wants to keep the value of the currency low, and when it happens, the price of imported products goes up, and inflation is triggered as well as the economic growth.
The inflation is good at around 2 %. For a common monetary policy, when a country's inflation rate is lower than 2%, interest rates should be lower to increase lending. When a country's inflation rate is higher than 2%, it means the economic growth is too much and is likely to lead the prices go up faster than wages, and interest rates should be higher to decrease lending.
Deflation decreases the consumption since people want to wait the lower prices in the future. This decreasing demand reduces the production and the likelihood of new employment.
The decline of the consumption causes the prices go down more, meaning deflation gets worse. For this reason, deflation is worse for economic growth than inflation.
